Sweet×Lv×U

...ぶはっ!

盛大に頼牙が吹き出した。

『何? 唯、そんな事気にしてたのか? 』


『...だって。』


膨らませた頬を頼牙の両手が優しく挟んだ。


『お前の香りに酔ったんじゃない。お前自身の可愛さに酔った。』


『う...。』


顔が一瞬で熱くなるあたし。


『恥ずかしい事、さらっと言わないでよ。』


つい憎まれ口を叩いてしまう。


『ははっ! 唯は本当に分かりやすいなぁ。』


『どうせガキですよ。』


最初は鋭くて少し怖いと思ってた瞳が、今は堪らなく好き。


『...大好き。』


頼牙の広い背中に向かって、あたしは小さく囁いた。