Sweet×Lv×U

『何? 』


顔を上げずに答える。


だって泣いてるの見られたくない。


『...泣いてるのか。』


『泣いて...ない。いいから帰って。』


可愛くないあたし。


『唯...独りで泣くな。』


そっと抱きしめられ、身体が震えた。


煙草と男の人の香り。


『優しくしないで...ガキの相手はもういいよ。』


辛いだけ。


早く独りにまた慣れなくちゃ。


『俺は...。』


あたしを抱く腕に力を入れて頼牙は言った。


『お前をガキだと思った事は一度もない。』