Sweet×Lv×U

『...や...だ...っ...。』

声が出ない。


『頼牙っ...助け...。』


パキィィィンッ!!!


澄んだ音が聞こえ、あたしを呼ぶ頼牙の声。


『シールドが破られたか.....流石ナイト様。』


蒼が感心したように呟くと身体を離した。


『俺は諦めないよ? じゃぁまたね。』


震えるあたしにウインクするとその姿は瞬く間に消えた。


『唯っ!』


特殊警棒を片手に持った頼牙が部屋に入った途端。


あたしの意識は遠ざかって行く。


抱き抱えられたその腕を必死に掴み。


『いか...ないで。』


やっとそれだけ言うと。


暗い闇に落ちて行った。