Sweet×Lv×U

すっかり暗くなった夜道を歩き公園の中を横切る。


何故って近道だから。


(...でも...おかしい。)


ここの公園は結構広くていつもは夜でもカップルやウォーキングする人、犬の散歩をする人がわりと居るのに。


誰も居ない。


(なんか不気味...速く帰ろ。)


足を速めたその時。


若い男二人が凄い勢いで向こうから走って来てあたしの前で止まった。


あたしと同じ位の年齢で知らない学校の制服を着ている。