Sweet×Lv×U

いつもより熟睡出来たのか目を開けると、あたしの頭を抱くように頼牙が側で寝ていた。


(本当に子供扱いなんだから。)


『頼牙? 』


返事はない。


『ちゅーするぞ。』


『やめれ。』


いきなり目を開けて頼牙が言った。


『おっ....起き...起きてんだったらなんで?! 』


(うわぁ! 恥ずかしいっ! )


『....今起きた。』


ぼそっと呟くと頬っぺたをむにっ、とつままれる。