Sweet×Lv×U

『頼牙...お風呂先いいよ....沸かしてあるから。』


『そぉか? じゃ遠慮なくっ...日本の風呂...好きなんだなぁ...。』


『頼牙様っ! 』


突然扉が開くと黒スーツの一人がスーツケースを手に持って現れた。


(...もう、ちょっとやそっとじゃ驚かないよ。)


『お泊まりセットで御座いますっ! 』


『おっ、サンキュー。』


口笛を吹きながら頼牙はお風呂に入り、黒スーツは来た時と同じであっという間に居なくなった。


『...本当に...疲れた。』

テーブルに突っ伏して目を閉じる大きな欠伸が出てしまった。