【短編】私はロボット


「俺を殺すんだろう?」




タクが口を開く




「殺す・・けど殺せれない」



「どうして?」



どうして?





「あなたに・・・」



恋をしたから





「俺は君に殺されるなら恐くない」




「?」




「前から知ってる君の事
殺人兵器のリヌだろ?
ずっと前から君を見ていた」



「どうして?」