-次の日-
あたしは練習を休んだ・・・今は柔道なんてやる気力ない。
練習後、優弥を近くのファミレスに呼び出した。
「ごめんね。疲れてるのに呼び出しちゃって・・・」
「大丈夫だよ。話ってなに?」
何とも言えない空気が流れていた。
「優弥あのね、大人の都合ってやつで東京に引っ越すことになったんだ!」
出来るだけ明るく言った。
「うそ?だから練習にも来なかったの?」
驚いてた。驚いてくれた。あっそ、って流されるかと思ったのに・・・
「うそじゃないよ!本当。今日はそういう気分じゃなくて・・・
でも明日はちゃんと行くね。」
優弥が泣いてる・・・
どうして?
「かな・・・離れ離れになっちゃうんだね・・・ごめんね。
今まで冷たくして・・・本当ごめんね・・・大輔とはどうするの?」
「うん・・・あたしこそごめんね・・・だしもう気にするのやめよ。
大輔とは別れないと思うよ。」
「そっか。よかった。」
そしてあたしたちは別れて帰った。
優弥あたしはあなたの流した涙の意味を勘違いしてたよ・・・
別れが悲しくて泣いたんじゃなかったんだね・・・

