アミは綺麗だ
歩いていても声をかけられるし、言いよる先輩や男は多い
髪を去年茶色くしてからはますますそれが増えている

でもあまり恋愛に興味がないらしく、いつもめんどくさそうに答え、軽く断る




「まぁアミだもんね~…」

ミサキがアキラの意見に納得したように笑った


「私がどうしたって?ミサキ」

声が聞こえた方を向くと、アミが腕を組んで不敵な笑みを浮かべていた

「あ…、何でもない」

ミサキが後ずさる

「う~そ。聞いてたから」

そう言ってアミは一気にミサキに迫り、抱きついた