「奏!!」 あたしは、奏を呼び止める。 奏は、顔だけあたしのほうを見る。 「帽子?」 「あぁ。イメチェン♪似合うだろぉ。」 そう言って笑いながら、リビングへ入って行く。 奏変わった。 久しぶりだったからかも知れない。 でも、いつもと違う。 なんだろう?? フラッ バタッ あたしは立ちくらみに合い、その場で座り込んでしまった。 .