最初で最後の手紙




はぁ…。疲れた。


濡れた靴下を脱いだ。


そして部屋を出て洗面所へ行き、靴下を置きドライヤーを持って部屋へ戻る。


濡れた靴をドライヤーで乾かす。


ポロ


「……な」


涙が頬をつたって落ちてきた。


「…何泣いてんだろあたし…」


乱暴に涙を拭う。



別に…
辛くなんかないし!!

いぢめになんか…
負けないし!!

過去のあたしとは…
違うんだから!!




そう、心の中で叫んでいた。







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