最初で最後の手紙




〜次の日〜


体調が良くなったあたしは、学校へ行く。



「明音!!遅れるよ!」

「ごめぇん!今行く。」



あたしは、部屋を出る。


奏の部屋のドアに目が止まる。


奏が行ってらっしゃいって言ってる気がした。


「おっそい!!置いてくから」


ぷんぷんした初音が家を出る。


「待ってよぉ」


あたしは、初音を追いかける。








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