最初で最後の手紙




涙がこぼれる。


あたしは、立ち上がり御飯の用意をした。



一人、
静かに御飯を食べた。






食器を片付けるため立った。


ズキンッ バリンッ

バタッ


あたしは、
突然の頭痛に襲われ、倒れた。


持っていた食器を落としてしまった。



「明音!???大丈夫か?」


奏が心配して近寄って来る。


あたしは、片手で頭を抑え、片手で割った食器を片付ける。







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