キミと雨―続編―

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しばらくすると、一度綺麗に晴れたはずの空が泣き出す。

小さな出会いに、大きな温もりをもらった僕には再度降り出した雨が冷た過ぎた。

すぐに振り返ることをしなかったのは、きっと正解。

もし少しでも振り返っていたら、あのまま戻ってしまいそうだったから。

ひたすら走って走った。
行き着く場所なんかどこでも良い。

だから誰か教えて。

さっきより冷たく厳しく感じる雨に身を震わせる僕は、どこに行けば良い?