「…どうした?」 「あのっ…たいした用事じゃないんだけど…」 いつもと違う先生に私は少し戸惑ってしまった。 「このメイクどうですか!?」 私は勇気を出して聞いた。 「…いいんじゃない?」 先生から返ってきた言葉はそれだけだった。 「…じゃあ、まだ仕事あるから… 気をつけて帰れよ。」 それだけ言うと先生は行ってしまった。