最初で最後~大好きな先生~




「先生っ!」


私の大声に先生もびっくりした。



「なんで私の手握ってんの!?」


「はあ?握ってきたのはお前だよ!
ほらっ!家着いたから降りろ!」



そういえば外を見ると目の前に家がある。



「…ありがとう…」


あんなことを言った後だったので、少し照れながら言った。