私も紗英に負けないくらい可愛くラッピングした。 「あっ!可愛いじゃん♪」 隣から覗きこんで紗英が言った。 「本当!?」 「うん♪湊ちゃんも喜ぶよ♪」 紗英にそう言われて私は安心し、バレンタイン当日を迎えた。