「亜~美っ♪」


遅れてきた紗英は先生と話したからなのか機嫌がよかった。




「ねえ、亜美は好きな人いないの?」


突然紗英が聞いてきた。



「はっ!?」


授業中にも関わらず大きな声を出してしまった。