「は?
いや、話に…ついて…いけないんだけど。」


「うん。
…ゴメンね。」


「あ、謝られたってどうしようもねぇじゃん!!」




そうだよね。

急にそんなコトを言われても謝られても困るよね。




「ほんとゴメンね。
だから…私と別れてほしいの。」


「…わりぃ。
なんか頭ん中こんがらがってなにがなんだかわからねぇ。
とりあえず…、ちょっと考えさして?頭ん中整理させて?」


「…分かった。」


「また…連絡する。
じゃあ…な。」




公園のベンチに私を残して帰って行くリュウを見て、ゴメンなさい、ゴメンなさいと、私は心の中でリュウに謝り続けた。




それ以外どうしたらいいかわからなかった。