私のお母さんとアイのお母さんも私達同様の同級生で長い付き合いの親友同士。

偶然同時期に妊娠して同じ産婦人病院にかかり2日違いで私達を出産した。

私とアイは産まれる前にすでに出会っていて、同じ新生児室で並んで眠った仲だ。

それからずっと姉妹のように一緒にいる。

「それで?私にどうして欲しいの?」

私達の長い付き合いに思いを馳せていたら、私からの説明をひたすら待っていたアイが待ち切れなくなって聞いてきた。

「ああ、アイには私の告白を見届けてほしいの。
それと私が怖じ気づいてヤメちゃわないように見張ってて」

「それだけ?万事私がセッティングしなきゃだと思ってた」

「フフフ、今日の私は一味違うのだよ」