黒一色だった世界が眩しいほどに光り輝き目を閉じる。 そしてもう一度、瞼を開く。 「琥宇桜!琥宇桜!!わかる!?」 母さん? 何で?…ここは何処だ? 身体を起こす。 身体から悲痛な叫びがした。 「琥宇桜!!!!まだ起きちゃ駄目よ!」 母さんによってまた身体を戻される。 .