【短】間違い電話からはじまる恋



出口付近まで来ると、名残惜しい気持ちでいっぱいになった。

立ち止まって、振り返る。



「奈保ぉ~!もう行くよぉ~!」



瞳や、今日一日一緒に行動した友達。

みんなが私の名前を呼ぶ。



「はぁ~い!」



私は返事をしながら、前に向き直った。



バイバイ、大阪。

バイバイ、私の恋。








その時だった。