さてその日の夜は、1,2号紙の書き直しと3号紙だ。もっとも前日の3号紙にも赤線が引いてあるので、そこも直さねばならない。1号紙はバッテンされたところを書き直した。2号紙の看護計画は、いろいろ考えた結果、白内障の手術についてを優先順位の1番にあげた。そうなのだ。この患者さん、糖尿病には違いないが、今回は白内障の手術のために入院している。糖尿病については、前に入院し、栄養士からも指導を受けている。それでも食生活が守れないから指導は必要だが、白内障の手術を控え、不安はないか、手術後どのように過ごすかなどを患者さんに説明するのが先であった。それで根本的に看護計画を書き直した。それで午前3時には書き終え、なんとか4時間は眠れた。
水曜日。行動計画に突っ込みが入る。
「なんで間食したら駄目なのさ!」
「そ、それは、糖尿病がコントロールできなくて・・・。」
「今まで好きなだけ間食してきた人が、いきなり全部辞めろって言われて辞められると思う?あんた、食品交換の勉強したの?明日は何の日?帰ったら?」
呆然と立ったまま、半泣きの私。だけど力を振り絞って
「実習させてください。今日また勉強してきますから。」
と言った。赤田さんは、私の記録と行動計画表を床に放り投げた。散らばるレポート類を拾いながら、涙がこみ上げてくる。二日間ろくに寝ていないから、感情がもろくなっているのかもしれない。帰れと言われてはいそうですかと帰ったら、落第決定である。とりあえず実習はさせてもらえそうだった。
水曜日。行動計画に突っ込みが入る。
「なんで間食したら駄目なのさ!」
「そ、それは、糖尿病がコントロールできなくて・・・。」
「今まで好きなだけ間食してきた人が、いきなり全部辞めろって言われて辞められると思う?あんた、食品交換の勉強したの?明日は何の日?帰ったら?」
呆然と立ったまま、半泣きの私。だけど力を振り絞って
「実習させてください。今日また勉強してきますから。」
と言った。赤田さんは、私の記録と行動計画表を床に放り投げた。散らばるレポート類を拾いながら、涙がこみ上げてくる。二日間ろくに寝ていないから、感情がもろくなっているのかもしれない。帰れと言われてはいそうですかと帰ったら、落第決定である。とりあえず実習はさせてもらえそうだった。
