「紅。 ちょといいか?」












紅は大きな瞳をさらに見開いている。 








「...あ。 えっと.....」


明らかに挙動不審ってかんじ。






あ。。。。 

オレが初めて“紅”って呼んだからか?










紅がなかなか返事をしないから手をとって、屋上へ行った。 






その間も紅は「えっ?」とか「どうしたの?」とかばっかりいってる。