「ねぇ、竜也。」

やっぱ、後悔なんかしてねぇ。
大好きだ、果林が。

「あんたさ、真面目に根性無しだよね。キスだって下手くそだし。」
「う〜。」


だって、いや…したいんだけどさ、照れ臭いっつーか。

「にやにやして。きもい。」


果林め。

よし、不意討ち。

「えっ。」

チュッ

「残念。あたしのが早かったわね?」
「///」

やっぱり果林にはかなわねぇ。