「どうぞ。」
「ごめん。」

気まずい…………

「座れば?」
「ああ。」

俺と果林はリビングのテーブルに座った。


「果林、ごめん。」
「誰なの?」
「俺のバイト先の店長の弟……オカマらしい…自称アケミさんていうらしいんだけど。」
「……」

果林、なんか言ってくれ〜
怖いよ、なんか。

「ぷぷぷ」
「は?」

突然果林が笑いだした。

「あはははははは!オカマて!あたしオカマに嫉妬してたの?おかし〜!」

腹をかかえて苦しそうに笑ってる果林。

「お、デレた!」
「馬鹿!」

とりあえず仲直りできたのか?