†恋人繋ぎ†

「リャクぅ!帰ろぉ?」


「うんっ!」


今も変わらない
リャクとの下校時間...


「ただいまぁ!」


「おかえりっ!」


今も変わらず
笑顔で迎えてくれる
施設の先生...。


まるで...

施設とは、思えない
光景...。



―「ボクずっと気になってたんだけど...」

日曜日...
リャクがココロに話しかけた。


「何?」


「ココロが施設に来たのって...何で?」


リャクからの突然の質問...。

ココロが今まで考えた事もなかった事...。


「ん~...。分かんない。」


「え?」


リャクが驚いた。


「ココロ病院から施設に来たんだぁ~。」


「ココロ...入院してたの?」


「うんっ!でも...
何で病院に居たのかも分かんない...。
退院する覚えてないくらい前に
目が覚めたらね?
お医者さんがいて...
病院だって初めて気づいた...。
多分...知らない間に連れてかれたんだって思う...。」


「どれくらい
病院に居たのかも分かんないの?」


「うん...。分かんない...。」

リャクと話した
初めての話題...。