君への距離~あなたに一番近い場所~

それから翼が着替えるのを待って二人でコンビニまで歩いていった。



なんだかたまらなく翼に触れたくて、杏は暑いのに手をつないでコンビニまで歩いた。




「お腹へったなー」



「そうだねー、朝ごはんは僕おごるよ!」



「え?いいよー」



「いや、なんか昨日はいい思いをさせていただいたから…」



翼がわざと敬語でおどけて言った。


杏は思わず吹き出す。

(あたしだっていい思いをさせていただきましたよ)

「じゃあおごってもらおー♪」