君への距離~あなたに一番近い場所~

「だから遅っせえんだよ!!」



バタンッ!


ドアを開けてみんながでてきた。


翼はあわてて手袋をしまう。




「早く来い!!」
アツシがニヤリと笑って叫んだ。




「行こうっ!」
杏が翼の腕をひっぱる。



「うんっ!」