君への距離~あなたに一番近い場所~

(クビヲツッタ?)





「いい子だった、本当に…」





(ジサツ…)







「看護婦さんになるんだって、将来は看護学校いくんだって…」






(ジサツヲ?)






かん吉が泣き崩れる。
「胡羽―!」




(杏ちゃん!!)

翼はハッと我にかえった。
「杏ちゃんとこ、行ってきます!!」