心からの“ごめんなさい”を込めて、こぼれそうな涙を必死にこらえて、あたしは震える声で精一杯謝った。
セイジがあたしのことをお荷物だと思っていないだろうか、めんどくさいと思っていないだろうか、そんなことばかりがあたしの心に不安を落とす。
セイジからの返事はすぐには返ってこなくて、それがかえって不安を倍増させる。
イズミちゃんに頑張るって言ったばかりなのに、やっと自分がセイジに甘えてただけなんだって分かったのに。
あたしのわがままに嫌気がさして「ミクとはもうつき合えない」って言われるんじゃないかって、心臓が変な音を立てて警鐘を鳴らしている。
「ミク……あのさ……」
セイジがモゴモゴと口を開いた。
あたしはゴクッと唾を飲む。
「なんでそんなに泣きそうなんだよ?おかしいだろ」
「……へっ?」
フッと笑う声がしてセイジはそう言った。あたしは拍子抜けして思わずおかしな声が出てしまった。
あ……あたしのわがままに怒ってるんじゃなかったの?電話だってメールだってなかったのに、どうして?


