夜12時を回り、人通りもまばらになってきたため、徘徊を止めていつものゲームセンターに集まる事にした。

「皆さ~ん。本日はご苦労ちゃん。本日の売上はしめて、72,300円ナリ!!」

どこからともなく「オォ~」と拍手と歓声が上がった。

「と言う訳で、取り敢えず牛喰って、酒に呑まれにいきますかぁ!?」

そう言って牛丼屋に行き、居酒屋に雪崩れこんだ。

いつものことだか、何処へ行っても気が付けば客はナツ達だけになっている。

こうしてロクデナシの夜は更けていく。