「お前らの相手は俺様だっ。オラッ!次いってみよぉー」

アッという間にナツは3人を片付けてしまった。

「遅ぇよ、チョーさぁん」

「やられてんじゃねーよ、ダセェ」

「うるさいよ!つーか、アレ見てみ」

「ん!?ん"ん"~!??ウッソ!!あれハチベーじゃん」

「だろっ!アイツPCP入ってるみたいだせ」

「アイツ知ってんの?」

コヤジが訊いてきた。

「あぁ、アイツ中学ん時のコンビニ君」

「コンビニ!?」

「うん、便利君って事。俺らん事嫌ってたもんなぁ」

そう言うとナツが叫んだ。
「こぉーらー!ハチベー!!こんな時にママのお使いかぁ!?」

ハチベーの顔に緊張が走った。

ナツに気付いて中学時代の思い出がトラウマになって蘇る。

「お前、ついうっかりそこに居んだろ?なぁ、うっかりハチベー。今なら許してやっからこちにおいで」

ハチベーは黙ってナツに従った。

「よーし、よし。よく出来ました。お前、別の日にサリーとお仕置きな。てかPCPの頭は誰よ?」

「アユム君とマーサ君です」