サリーは向こうの方で1人、トムに借りたアコギを弾いている。

「ナツ、アイツがギター持つと様になるよなー!?」

カウンター越しにトムが話し掛けた。

ナツも丁度そう思っていた所だった。


16歳のXmasはこんな感じで過ぎて行った。