君と出会って

この違和感は一体…



顔には出ていないけど。

俺の心は動揺していた。

馴れないこの光景。

隣で微笑む真由。

…違和感、ありすぎ。



最終戦決勝、俺は12番目のグリッドにいた。

その横でパラソルを持つ真由。

…至でいいのに。



「そー!」

目の前で賢司さんがカメラを持ってこちらを見ていたのでそれに応える。

ニッコリ笑顔を見せる真由。

一方、俺は硬い表情。



…笑えない。



この時の俺には。

そんな余裕がなかった。