ちょうど。
始業式の今日はお昼を過ぎた頃だけど大半の生徒が帰っているらしく、校門から出てくる生徒は疎らだった。
確かにこの学校前の桜並木も綺麗だった。
真由が懐かしがるのもわかる気がする。
「あ…」
真由が小さく声を上げる。
校門辺りを見ると、祥太郎が出てくるのが見える。
そう、祥太郎はここの3年生。
高校生活最後の年を迎えていた。
拓海より5センチ以上身長が高いけど、表情や仕草がまるで拓海で、思わずゾクッ、とした。
祥太郎はふと立ち止まって桜を見上げていた。
「しょうたろう〜!」
いきなり睦海が喚き出した。
「パパ、窓開けて!!」
チャイルドシートで固定されているので手足を上手く動かせず、少しイライラしながら睦海は叫ぶ。
窓を開けると睦海は
「しょうたろう〜!!!」
大声で叫んだ。
祥太郎はその声に気がついてこちらを見つめて、笑った。
始業式の今日はお昼を過ぎた頃だけど大半の生徒が帰っているらしく、校門から出てくる生徒は疎らだった。
確かにこの学校前の桜並木も綺麗だった。
真由が懐かしがるのもわかる気がする。
「あ…」
真由が小さく声を上げる。
校門辺りを見ると、祥太郎が出てくるのが見える。
そう、祥太郎はここの3年生。
高校生活最後の年を迎えていた。
拓海より5センチ以上身長が高いけど、表情や仕草がまるで拓海で、思わずゾクッ、とした。
祥太郎はふと立ち止まって桜を見上げていた。
「しょうたろう〜!」
いきなり睦海が喚き出した。
「パパ、窓開けて!!」
チャイルドシートで固定されているので手足を上手く動かせず、少しイライラしながら睦海は叫ぶ。
窓を開けると睦海は
「しょうたろう〜!!!」
大声で叫んだ。
祥太郎はその声に気がついてこちらを見つめて、笑った。


