君と出会って

「出血…?」

予選当日。

朝から真由が電話をかけてきた。

俺がボーっと考えていると

「そーちゃん、子供、産まれるんじゃない?」

横にいたメカニックの至の言葉で我に返る。

真由に確認を取ると、まだみたい…って言われた。

けれど、近いのは確かだ。



ああ、もうすぐ予選なのに。

これは辛い…

集中力が切れる。



ふと、空を見上げると。

雲行きが怪しい。

今日は何とかもっても。

明日は雨…

思わずため息をついた。