君と出会って

よく言えたよね〜、俺の所に来たら?なんて。

今だにどうしてそんな事を軽く言ったのかわからない。

しばらく、同棲して。

お試し期間を置いた。

…合わなければ

別れたらいいなんて、無責任な事を言って。

でも、俺の中では別れる気がしなかった。

結婚するな。

何となくそう感じていた。



最終的に真由と結婚しようと思ったきっかけは沙織。

沙織は俺がお腹の子、つまり睦海の本当の父親でないのに真由と勢いだけで結婚しようとしている、と反対してきたけど。

沙織にはこの件に関して言われたくなかったから。

…結婚すれば。

お節介もなくなると思った。



また、お腹の子供が拓海の子供だったからこそ、真由共々、俺と一緒にいる方が、全く知らない他人の元へ行くよりかは絶対にいいって思った。

真由も戸惑いながら、俺と一緒にいる事を決めたんだ。



それからは早かった。

あっという間に式で。

真由のお気に入りドレスがギリギリ入ってくれてホッとしたっけ。

お腹も大きくなり…

最初はあどけなかった真由も段々母親らしくなっていった。