そして音楽室に入った瞬間、またあの時のような違和感を感じた かなり早く来たので、まだシオンとリクしか教室の中には居なかった 「まさか・・・また、なのか?」 「う、うん・・・そうみたい」 リクも驚いているようだった。今までにこんな短い間隔で歪みがまた発生するなんて、全く無かったそうだ 「で、発生源は・・・」 シオンが音楽室の中央にあるピアノを指差した 「あれか」 二人はすぐに歪みの中に飛び込んでいった