レオと私の14年

まだ私たちが

故郷のボロ屋敷に住んでた頃(笑)


お父さんは

茶の間の床に

新聞を広げて

正座して

前屈みになって読むのが

日課だったね


アナタは

そのお父さんの

背中に飛び乗ってくつろぐのが日課で


お父さんは、

『仕事行く時間だから』

とか

『もう、疲れたから』

なんて、嫌がったりもしたけど

本当は

その一時が大好きだったんだよ


だから、

新しい家に来てから

だんだんしなくなったのを残念がってたね