私は廊下を軽く走った。
茉里唖が他の女子と一緒にいるだなんて嫌。
奴隷でもいい・・・。
だからそばにいさせて。
茉里唖が私のこと好きじゃないのはわかってる。
だから・・・。
せめて奴隷は・・・。
私は第2校舎に入ったところで、茉里唖を見つけた。
「茉里唖!」
そう叫ぼうとした。
すると、
「芥川君っ。大好き!あたしを奴隷にしてい~よ♪彼女でもい~けど♪奴隷にしたらぁ♪ちゃぁんとこき使ってぇ~?キスも苦しいのでい~からぁ♪」
・・・芭衣ちゃん!?
なんで?
芭衣ちゃんは私が茉里唖の奴隷で慰めてくれてたり応援してくれたのに?
茉里唖の反応は?
芭衣ちゃんを拒否してはいなかった。
・・・誰でもいいんだ。
茉里唖のキスは、やっぱり気持ちがないキスだった。
私を奴隷としてみてた。
そして奴隷は誰でもいいんだ。
私はただ偶然茉里唖のそばにいたから・・・。
だから奴隷にされてただけなんだ。
私が茉里唖のそばにいなければ、他の人が茉里唖の奴隷だった。

