奴隷と悪魔





 何があったんだろう?



 まさか・・・、茉里唖が事故にあったとか、そういうことじゃないよね。



 それとも、茉里唖が倒れた?



 それとも・・・。



「んんんーーーっ・・・」



 すごい不安になってきた。



 なんか・・・怖い。



 大丈夫かな?



 茉里唖に何も起こってせんように!



 とにかく今は急がなきゃ。



「あっ」



 私はピタリと足を止めた。



「電話・・・かけるんだった」



 急いで携帯をとりだし、アドレス帳から茉里唖の名前を探そうと思った。



 だけど、



「あぁ・・・。充電なくなってるの忘れてた・・・」



 もぉっ。役立たず携帯め!



 しかたない。



 頑張って走ろう。