奴隷と悪魔




「サーブは俺たちからね」



 サーブ、歩波くん。



 レシーブ、ハルくんたち。



“バシュッ”



 球の音がテニスコートに響く。



 わっ・・。



 サーブはやい・・。



 ハルくんたちはそれを難ともせずに返す。



 そして私のところに球がきた。



 やばい、やばい、やばいっ。



「えいっ」



“バシュッ・・・・・・・・ポンッポンッ・・・”




 ・・・?



「うおー・・。すげぇ・・・」



「やべぇ・・」



 ハルくんとナツくんが驚いている。



「?」



「なんだよ美衣菜、めっちゃうまいじゃん」



「へ?」



「いきなりスマッシュって・・・。最強だ 笑」



 ハルくんが笑って言う。



 うそ、びっくりだー・・・。



 入ると思わなかった。笑



「さて、どんどんいくぞ!」



 歩波くんが大きな声で言った。