奴隷と悪魔





『きゃーーっ!!茉里唖くーんっ!!深くーーんっ!!』



 わっ。


 な、何この応援。すごっ。


 茉里唖と深君の人気がここまでだったとは・・・。



 芭衣ちゃんは頬を赤くして、深君をジッと見つめている。



 こんなに深君のこと好きだったんだ・・・。



 すると、芭衣ちゃんがいきなり顔を伏せて、暗い顔になった。



「芭衣ちゃ・・・」



「ごめん美衣菜、私帰る」



「えっ。芭衣ちゃ」




 ・・・・・・。





 芭衣ちゃんは急いで帰った。



 どうしたんだろ。


 なんか深君にあったのかな?


 私は深君に目を向けた。


 深君はサッカー部のマネージャーと思われる3年の女子と仲よさそうに話していた。


 これか・・・。


 でも深君に今好きな人はいないはずなんだけどな。