放課後になる前に、私は電話を一本清水さんに入れる。
「今日、放課後居残りしなきゃいけなくなったの。
また、時間が確定したら電話するわ。赤城さんに謝っておいてもらえないかしら?」
「承知しました。
どちらの方にいらっしゃるのですか?」
「えっとね。
生徒指導室に呼び出されちゃって。
ほら、今朝、学校の前まで車で入った件で」
ここは真実なので悪びれずに告げることが出来る。
「分かりました。くれぐれも、危険のないようご留意くださいませ」
うう。
清水さんって、時折冷静な口調で全てを見透かすようなことを言うから怖いのよね。
「はい、ご心配おかけします」
ぺこりと。
見えないのが分かっているのに頭を下げてしまう。
眼鏡越しの冷たい視線が頭の中に浮かんでしまうのだ。
絶対に伊達なのに、彼は黒縁メガネを外さない。
アレを外すと人格が代わるから駄目なのだそうな。
本当。
絶対に一般企業で秘書をやっていたほうが、いいと思うんだけど、清水さん!
「今日、放課後居残りしなきゃいけなくなったの。
また、時間が確定したら電話するわ。赤城さんに謝っておいてもらえないかしら?」
「承知しました。
どちらの方にいらっしゃるのですか?」
「えっとね。
生徒指導室に呼び出されちゃって。
ほら、今朝、学校の前まで車で入った件で」
ここは真実なので悪びれずに告げることが出来る。
「分かりました。くれぐれも、危険のないようご留意くださいませ」
うう。
清水さんって、時折冷静な口調で全てを見透かすようなことを言うから怖いのよね。
「はい、ご心配おかけします」
ぺこりと。
見えないのが分かっているのに頭を下げてしまう。
眼鏡越しの冷たい視線が頭の中に浮かんでしまうのだ。
絶対に伊達なのに、彼は黒縁メガネを外さない。
アレを外すと人格が代わるから駄目なのだそうな。
本当。
絶対に一般企業で秘書をやっていたほうが、いいと思うんだけど、清水さん!


