『桜』と『はちみつ色』の君 【短編】







 「・・・ちゃん、・・椿ちゃん。...」


 「・・?・・・ん!?」


 私、考え事してていつの間にか寝ちゃってた・・・?

 意識がはっきりしてくる。


 「・・・っっっ!?」

 目の前には蒼一朗さんの顔が超どアップ!!!?

 びっっくりして声がでない。

 蒼一朗さんは、おはよーと私の膝の上でにこやかに手を振る。



 「僕が起きたら椿ちゃん寝てるんだもん。
 それも、キス出来そうなくらい前屈みになって。

 椿ちゃん、可愛い寝顔で寝てるからさー、・・・危うくキスしちゃうとこだったよ。」


 私の唇を指でそっと触れながら、ウインクして言った。



 「もう!からかわないでくださいよぉ〜!!」


 唇を隠しながら言う。
 顔が熱い。きっと、紅くなってる・・・



 蒼一朗さんは、ニコニコ笑いながら立ち上がり、

 「そろそろ帰ろうか?」と

 言った。