『桜』と『はちみつ色』の君 【短編】




 公園に着いたので、お弁当を食べることにした。



 「在り来りなお弁当ですし、お口に合うかわからないですが、よければどうぞ。」


 と、お弁当を開けた。



 「わぁー、おいしそうだね!
 いただきます。」

 手を合わせて食べ始めた。







 三人分と思って作ったお弁当は、あっという間に空っぽになってしまった。


 男の人の食欲ってすごい!


 「ごちそうさまでした。
 すごくおいしかったよ!」


 「そうですか?よかった。」


 空のお弁当箱を片付けながら言った。





 サァーーーっと、春の匂いをはらんだ風が吹く。