俺は、遠くで笑っている神田を軽く睨んだ。 『へーえ。じゃあ瑠璃もアイツのこと好きなんだな。神田に言ってやったら喜ぶぞ!俺キューピッドになってやろうかな。』 『オイ、悠人。マジで言ってんのか?お前…』 『…ケンちゃん。』 俺の肩を勢いよくつかんだケンを制した明日美は、静かに聞いた。 『ねぇ、悠人。瑠璃、どこの高校受けるか知ってる?』 俺は動きを止めた。 肩からそっとケンの手が離れる。