『…え?』
『悠ちゃんがわたしのこと好きじゃないなんて、最初からわかってるよ!言い方キツかったから、ちょっと驚いただけ。』
瑠璃は、あどけない笑顔で言った。
その時の俺は、瑠璃のまぶたがすこし震えてるコトに、気付かなかった。
ただ、瑠璃のコトバが、頭の中にこだまする。
『べつにね…悠ちゃんがわたしを好きじゃなくても、わたしがショック受ける理由もないよ?ただの、幼なじみだもん。…それだけだもん。だから平気!』
ただの、幼なじみ。
今、そう言ったのか?瑠璃。
右手にある瑠璃のお守りが、思いっきり折りまがった。
