『お前は、どーすんだ?』

俺は、瑠璃に尋ねながら、疑いもなく、普通に月山高と言うと思っていた。
瑠璃の友達もほとんどココだし、なにより、瑠璃とちがう学校に通うなんてこと、俺の頭にはまったくなかったからだった。

しかし、瑠璃の言ったコトバは、頭をハンマーで殴りつぶしたぐらいの痛みを俺に与えた。


『…き、橘川女学院…』


…え?